初心者でもウサギさんでも分かる仮想通貨のPoWとPoS

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よくアルゴリズム・承認方式の話になった時にPoWとPoSという単語が出てきます。初めて聞いた時はPoSってなんだろう…POSレジかな?としか思えませんでした。

しかし中身を知ってしまえば概要を理解することは簡単です。私も勉強中ですが一緒に仮想通貨の中身を理解していきましょう!

PoWとは?

Proof of Workの略であり、Proofは証明を意味します。つまり仕事の証明ですね。働かざる者食うべからずです。

分かりやすくイメージで表すと下記のような感じです。

採掘

ご存知の通り仮想通貨では行われた取引の記録がブロックチェーンに残っておりますが、その記録作業が本当に正しかったのか計算して承認されなければなりません。この承認作業をマイニング(採掘)と呼び、どのマイナーも超高性能のスーパーコンピューターなどで計算していち早く計算して報酬を貰おうと頑張ります。

上の図では1番目と2番目のスライムくんが頑張って計算しています。3番目のスライムくんはサボって寝てしまっていますね。その結果、頑張っていたスライムくんには報酬が入りましたが3番目のスライムくんは何も貰えず泣いてしまいました。しかし私は3番目のようなスライムくんが大好きです。

デメリット

しかしイメージをよく見ると電源マークが出ています。パソコンをガンガン計算させると電力問題が出てくるのです。せっかくマイニングをしても電力料金がかかっていたら採算が取れません。このことから中国や寒冷地域など電力料金が安い・かかりにくい地域ではマイニングが有利です。
またよく聞く51%問題(51%攻撃)も起こりえます。大手のマイナーが手を組んで51%以上の権利を得れば3番目のスライムくんへの承認作業を非承認していじめることもできるのです!(かわいそう…)
まあ現実問題わざわざ自分の持っているコインの価値を著しく下げるような真似をするだろうかとは思いますが、ライバルや組織が悪意を持って行う可能性もなくはないです。

そこでこうしたリスクを考慮されたPoSが出てきました。



PoSとは?

Proof of Stakeの略であり、Stakeは出資金を意味します。つまり出資金の証明ですね。世の中銭や!です。

分かりやすくイメージで表すと下記のような感じです。

鋳造

PoSにおいて承認作業で重要視されるのはパソコンの計算能力ではなく、保有している資産(=Proof)の量です。超高性能のパソコンを使ったりファンや冷房全開で大量の電気を消費しなくても良いのです。そしてPoSにおいては採掘ではなく鋳造と言います。

上の図でもやっぱり1番目と2番目のスライムくんが頑張って計算しています。1番目のスライムくんは頑張って3枚、2番目のスライムくんは1枚のコインを保有しています。3番目のスライムくんは何も保有しておらず親近感を感じます。
そしてその結果、保有している量に応じて承認作業が行われるため貰える報酬もそれに比例します。

PoWの問題点に強い

PoWでは電力問題と51%問題を挙げました。PoSではこれらに対して優位です。まず超高性能パソコンを必要としないため電力問題はOKです。そして保有している資産の量が重要視されるため、51%以上の計算能力を獲得するよりも多くのコストが掛かり51%攻撃の実行が難しいのです。

PoSの方が絶対的に優れているわけではない

私はPoSの方が仕組みとしては好きですが、PoSの方が絶対良いとも言えません。例えば1番目と2番目のスライムくんは今後、もっともっと報酬が欲しいがために売らずに溜め込むかもしれません。溜め込むことによって市場に通貨が流れにくくなってしまいます。流動性が下がれば売買が減ったり、使われなくなったりしてしまいますので価値が伸び悩む可能性があります。

技術は日々進化

これがPoWとPoSの基本中の基本でした!一長一短で面白いですね。
そしてこうした仕組みは今も改良されていることが分かります。例えばReddCoinのユーザーが溜め込みすぎないようにコインの活動性も重視するPoSV(Proof of Stake Velocity)、Pinkcoinの(恐らく承認時間短縮を目的とした)特定の時間帯にオンラインで報酬が増えるFPoS(FlashPoS)など新しいアルゴリズムが出てきています。
こういったポイントを抑えると銘柄選びもより洗練されるのではないでしょうか?(しかしReddCoinはまた海の底へ…)

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